特別天然記念物はんざき【湯原温泉のたからもの】
湯原の宝「はんざき」
湯原の宝といわれる「はんざき」を紹介します!
「はんざき」ってなに??
「はんざき」とは、特別天然記念物の「オオサンショウウオ」のこと。
「体が半分に裂けて(はんざき)も生きている」と伝えられることから、湯原温泉では、長寿のシンボルとして親しまれています。
他にも「捕食するときに大きく口が開く様が半分に引き裂けているようにみえる」という言われもあります。
クチどんだけ大きいんじゃ!(岡山弁)という感じですよね!
そもそも、オオサンショウウオってなんやねん??って方が多いかもですね。。。
すこしはんざきをみてみましょう!
<引用:はんざきセンター|湯原の観光スポット|真庭観光WEB>
おぉぉ。なんか古代魚って感じしませんか?長寿感伝わるでしょうか笑
オオサンショウウオ
オオサンショウウオ(大山椒魚)は、本州の西側に生息する有尾類です。
名前の由良は、体から山椒の香りがすることから、だそうです。わかりやすい。
有尾類???って感じですよね笑 ざっくりいうと両生類のうちの1つです。
両生類といえばカエルが思いつきますが、そちらは尻尾がないので無尾類、尻尾があるサンショウウオは有尾類といった感じですね。
ちなみに有尾類の代表は、みんな知ってる「メキシコサンショウウオ」ではないでしょうか!
あれ、知らないですか? こいつです笑
<引用:ウーパールーパーラボ|飼育知識などのウパ情報全般を共有する研究所>
ほら知ってたでしょ笑
ということで、サンショウウオと言いつつも魚ではなくヤモリの仲間になります。
体長は最大で150cmほどになります。ただ、天然ではここまで育つのは珍しくてだいたい70〜80cm程度みたいです。
それでも大きいですよね!さすがオオサンショウウオ!
ちなみに、年1cm程度しか育たないそうです。つまり100cm超えるもは100年生きている可能性があるってことです!
どうですか??大きなやつをちょっと見たくなってきますよね!
特別な天然記念物??
天然記念物という言葉は、どこかで聞いたことがあると思いますが、
ざっくりいうと「日本にとって価値がある自然・動物」
といったところでしょうか。約1000件程度が指定されていますが、
「特別」と名がつくものはぐっと少なく75件となっています。
あの、タンチョウやトキ、イリオモテヤマネコと同じ、と思うと伝わるでしょうか。
大事にしないといけないですよね!なので、許可なく捕まえたりしてはダメです。
この点だけしっかり覚えておきましょう!!!
まとめ
「はんざき、オオサンショウウオ、ウーパールーパーの仲間、特別天然記念物」
というあたり紹介してみました。
はんざきをたった1回で語り尽くすことはできません。
それほどに、奥深い生き物であり、そして、
湯原温泉では大切にされていることが、一旦伝われば嬉しいです。
これからも、少しずつはんざきについて紹介をしていきたいと思います。
興味が出た方は、ぜひ湯原温泉の「はんざきセンター」へお越しください!
実際にはんざきを観ることができますよ。
それでは (・ー・)ハンザキー