湯原温泉の歩き方

岡山県の名湯「湯原温泉」の楽しみ方を紹介します!

【大御利益にあやかれる!?】はんざき大明神【湯原温泉】

湯原温泉「はんざき大明神」

今回は、伝説の大はんざきが祀られる「はんざき大明神」を紹介します!

 

 

はんざき大明神とは

かつて湯原にいたとされる大はんざきを祀っている祠です。

 

「はんざき」とは、特別天然記念物の「オオサンショウウオ」のこと。


体が半分に裂けて(はんざき)も生きていると伝えられることから、そのような呼び名で表現されて親しまれています。

 

日本で唯一オオサンショウウオが祀られている祠でもあります。

 

大はんざきとは、湯原に伝わる「はんざき大明神」という民話に登場する、昔この辺り棲み怖れられていたオオサンショウウオのことです。

 

毎年8月8日に湯原で行われる「はんざき祭り」というお祭りがありますが、その元となったお話ですので、お立ち寄りの際はぜひこちらもご覧になってください。

 

アクセス


ゆばら湯っ足り広場より少し南、湯原ふれあいセンターと同じ敷地にあります。

 

湯原の町中から少し離れてはいますが、車はすぐ近くに停めることができます。

 

地図上ははんざきセンターを指していますが、はんざき大明神はセンターのすぐ裏にありますので、こちらを目指していけばOKです。

 

はんざきの森

この辺りには、はんざき大明神の他に、「はんざきセンター、はんざきミュージアム」があり、これらをまとめて「はんざきの森」と呼ばれています。

 

他には、現在湯原振興局として利用されている湯原小学校の旧校舎もありますので、併せてこちらを観るのもおすすめです。木造の校舎なので中には懐かしい方もいるのでは???

 

おすすめポイント

かつては大はんざきの祟りを鎮めるために建てられたものですが、今でははんざきの「体が半分にさけても生きている」という言い伝えや大はんざきの伝説にちなんだ御利益があるとのこと。

 

岡山弁で言えば「おお御利益があるんじゃあ(ノブ風)」といった感じでしょうか。

 

悩みごとや叶えたいことがある方、日本で唯一のオオサンショウウオ様にお願いをしてみましょう!

 

はんざき大明神

はんざき大明神の鳥居

はんざき大明神はこちらの鳥居から入っていきます。


すぐに「はんざき小橋」という橋があって、こちらを渡ったところにはんざき大明神はあります。

 

ちなみに「はんざき橋」と呼ばれる橋もちゃんとあって、はんざきセンターよりもう少し南の方にあります。。。

 

 

はんざき大明神引き

ありました。ひっそりと大はんざき様が祀られています。

 

 

はんざき大明神寄せ

はんざき大明神の御前です。なにはともあれ、まずは大はんざき様へ参拝をしましょう。

 

こちらでは割箸祈願というものがされています。


はんざき橋と箸が掛かっているのでしょうか、はしだけに。。。

 

はんざきセンター内で願箸を手に入れて、はんざき大明神へ奉納してみましょう。2つ入りの願箸を購入された方は、片方は持ち帰ってお守りにするといいみたいです。

 

画像のようにはんざき大明神の御前に奉納される方もいれば、、、

 

 

御箸奉納こちらのように結びつけるスタイルもあるようなので、お好きな方でお願いしましょう。

 

はんざき起請文
ここでは割ると縁起が良いとする文化があります。

 

たとえば、はんざきの調査研究、はんざき文化の発信に貢献された方に発行された起請文。この「はんざき起請文」は最後2つに裂くことで効力がでるのだとか。

 

もし願箸の片方を持ち帰った方は、願いが叶った後に割ることでさらに長続きする、みたいなこともあるかも。

 

 

はんざき大明神のかじか橋帰りはこちらの「かじか橋」を通ります。


かじかとはカジカガエルのこと。カジカガエルも湯原で見られる天然記念物で、時期によっては綺麗な鳴き声を聴かせてくれるので、湯原で大切にされています。

 

ここを抜けるとそのままはんざきミュージアムの方へ行けます。まだ見ていない方はそのまま行ってみましょう!

 

yubara-walk.hatenablog.com

 

 

はんざき大明神の紹介は以上になります。

 

はんざき大明神には、元となった湯原の民話がありますので、次回はこちらを紹介したいと思います!

 

 

日本で唯一のはんざきを祀った大明神をぜひ訪れてみてください!


それでは (・ー・)ハンザキー