【大迫力のねぶたを見よう!】はんざきミュージアム【湯原温泉】
湯原温泉「はんざきミュージアム」
今回は、「はんざきミュージアム」を紹介します!
はんざきミュージアムとは
湯原の宝「はんざき」を模した山車が展示されている場所です。
「はんざき」とは、特別天然記念物の「オオサンショウウオ」のこと。
体が半分に裂けて(はんざき)も生きていると伝えられることから、そのような呼び名で表現されて親しまれています。
湯原では毎年8月8日に、「はんざき祭り」というお祭りが開催されているのですが、ここに展示されている山車は、その際に利用されているものです。
通常は静止した状態での鑑賞となりますが、動く姿が見たい方は、ぜひ祭りの日に湯原にお越しいただけたらと思います。
公式のWEBサイトがありますので、そちらもご覧ください。
アクセス
はんざきセンターを出てすぐ右手、温泉プールの正面の位置にあります。
この辺りには、はんざきミュージアムの他に「はんざきセンター、はんざき大明神」があり、これらをまとめて「はんざきの森」と呼ばれています。
他には、現在湯原振興局として利用されている湯原小学校の旧校舎もありますので、併せてこちらを観るのもおすすめです。木造の校舎なので中には懐かしい方もいるのでは???
おすすめポイント
「はんざき祭り」で使われている本物の山車を、すぐ目の前まで寄って見ることができます。
実際に近づいてみるとその大きさに驚くのではないでしょうか。なにせ大きいものは、全長10m程度はあるとのこと。8月のお祭りの日は、これが街中を行き交うと思うとさらに驚きですね!
ねぶた仕様のものは、祭り当日には明かりが灯りより迫力のある姿を見ることができます!
伝説の大はんざきの姿をした山車
こちらに置いてあるのは、2代目の太郎と花子。一番奥(写真では右手)には3代目のねぶた仕様のものがあります。
これらは、湯原に残る民話はんざき大明神に登場する、大はんざきを模して作られています。このお話では、大はんざきは長さ約10メートル、幅は約5メートルもあったそうで、同じく民話に登場する「三井彦四郎」という人物に退治されます。
このサイズのオオサンショウウオと戦うことを想像できるでしょうか。。。もはやモンスター○ンターの世界ですね。僕は逃げるだろう。。。
ANAの機内冊子で紹介された際の写真です。人と比べて見るとその大きさがわかりますね。
それぞれ名前がついています。
こちらが「太郎」。こげ茶色でごつごつとした感じが本当のオオサンショウウオのよう。名前からしてオスのようで、力強さを感じます。
こちらは花子。メスであるらしく、体は赤みがかっており烏帽子をかぶらせてもらった少しチャーミングな感じです。
3代目のねぶたモデル。こちらは厳重に保管されています。
近づいて見ることはできますが、柵を通しての観賞になります。
こちらは、はんざき祭り50回を記念して、地域の方々で手作りしたそうです。すごいもの作りますよね!湯原の方々のはんざきへの愛を感じる逸品だと思います(はんざき博士が言うには、はんざきの口の中は本当は白いそう。伝説のやつは赤かったんです、伝説ですから、たぶん)。
明かりが灯っている様子はこちらでみることができます!
(2:16あたりから)
いかがだったでしょうか?夜に映えて綺麗でそして迫力がありますよね!こちらは、毎年8月8日に開催されるはんざき祭りで見ることができますので、ぜひ実際に見てもらえたらと思います。
はんざきミュージアムの紹介は以上になります。
はんざきの森には「はんざきセンター」「はんざき大明神」がありますので、こちらも別途紹介します。
それでは (・ー・)ハンザキー